ARCHITECT
株式会社IAO竹田設計伊藤 秀一
大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業/株式会社IAO竹田設計入社/建築を通した文化の向上と社会の発展を目指し、快適な生活空間づくりを実践。リゾート開発からオフィス、商業施設、集合住宅、シルバー施設、学校・教育施設など広範囲にわたるデザイン性に優れた建築設計を数多く手がける。

開発が進み、
あらたな価値の創造が
期待される
金山エリアに相応しい存在へ。
ヴィークコート名古屋東別院が誕生する地は、都心金山エリアを生活圏とした賑わいと躍動を享受できる地に誕生します。周辺では、金山駅前から名古屋市民会館まで続く再開発が予定され、名古屋市中区南部エリアを人・物・情報がクロスし、ビジネス・交流機能や業務・商業などの複合機能を有する中核的な拠点が形成され、さらに新たな価値を生むことが期待されています。本物件は、その地に相応しく周囲と調和しながらも、かつて無いデザインを目指し設計しました。



他のどこにもない、
「この場所のためだけ」に
設計したマンション。

これまでの都心のマンション開発を見ていると、都市機能が充実し、利便性の高い中心部へのニーズが高かったように思います。一方、ヴィークコート名古屋東別院が誕生する此の地は、金山という都心を生活圏にしながら、緑に包まれた葉場公園に寄り添った「躍動と安らぎが共存」する場所。“デフォルト”として設定されていている量産型マンションが多いなか、街の緑が外観に映える色調と、マンションらしさを廃した街の雰囲気を創りあげていく存在でありたい。そのため素材には、天然の貝の素材感を融合した仕上げ塗装を用い、自然の風解を活かした外観を表現。ラウンジは、木目調を基本に落ち着きある空間になるよう、あえて色調を押さえています。
コンセプトは、
都市生活者の虚栄心を満たす
デザイン。
ヴィークコート名古屋東別院のデザインコンセプトは、「都市生活者の虚栄心をくすぐる」。帰宅し、わが家を見上げたとき、居住空間へと歩を進める瞬間、そしてわが家でくつろぐひととき。その全てでここに暮らす歓びを感じさせるマンションでありたい。デザインとしては、スクエアで直線を基調とし、重厚さと繊細さという相反する2つの要素を共存させて表現しています。これは、この地が都心でありながらも安らぎに満ちたパークサイドポジションという2面性も意識したものです。また、マンションらしさを廃すため、沿道沿いのファサードからバルコニーの要素を排除。インナーバルコニーとすることで、彫りが深く印象的なコントラストを与えています。また、規則性を持って配置されたマリオンがリズムを与えています。その全ては、他にはない「ここだけのデザイン」であるためへのこだわり。そのこだわりが、住む方の感性を満たし、虚栄心を満たすことにつながるとと信じています。
